コーラス 2023.01.30

第22回大阪府ヴォーカルアンサンブルコンテスト 高校部門 金賞受賞!!

第22回大阪府ヴォーカルアンサンブルコンテスト 高校部門 金賞受賞!!

1/29(日)に箕面市メイプルホールで行われた、大阪府合唱連盟主催の第22回大阪府ヴォーカルアンサンブルコンテスト高校部門に大阪信愛学院中・高等学校合唱部から2チームが出場しました。

最初に出場したのは、外国語の無伴奏宗教曲を2曲歌ったチーム【アンジェリカ】。
1曲目は、スペインの作曲家Eva Ugalde作曲の「Ave Maris Stella」。グレゴリオ聖歌の旋律で始まり、静かで荘厳なハーモニー、そして明るく快活な中間部、そしてまた美しいハーモニーを奏でて静かに終わるこの曲は、高校3年生の部員たちが大好きな作品です。
2曲目は、スウェーデン語のテキストで書かれた聖歌「Lova Gud i himmelshojd」。こちらは、フィンランドの作曲家ユハニ・コムライネンが編曲した作品で北欧の雰囲気が魅力。過去にも先輩たちが好んで歌っていました。
コンテスト1チーム目とあって、やや緊張しながらではありましたが、練習での成果をしっかり出し切りました。
このチーム【アンジェリカ】は、高校部門銀賞を受賞することができました。

2番目に出場したのは、邦人作品2曲を歌ったチーム【アニマート】。
1曲目に歌ったのは、こちらも3年生の部員がいつか歌いたいと温めてきた、島崎藤村の詩に今人気の作曲家相澤直人さんが作曲した「知るや君」。女声4部合唱で、メロディが各パートに移りゆく美しいて心温まる作品。出だしのヴォ―カリーズから柔らかなハーモニーで歌いだし、各パートのメロディも、次々と自然に浮かび上がる理想としていた演奏ができました。
2曲目は高村光太郎の冬に関連する4曲を選んで作曲された、三好真亜沙さん作曲の女声合唱とピアノのた~冬が来た~より「冬が来る」。
1曲目「知るや君」の暖かな雰囲気とは全く逆で、厳しい冬を描いたこの曲は、寒色系の厳しい冬を描いています。16分の11拍子や、3拍4連符が出てきて、リズムもハーモニーも一筋縄ではいかない難易度の高い作品でした。部員たちは譜読みの段階から相当な苦労をしながらも、この作品の素晴らしさに前のめりになってチャレンジし、本番ではこれ以上ないほどの充実した演奏ができました。
こちらのチーム【アニマート】は見事、金賞を受賞することができました。
特に金賞を受賞した【アニマート】は、聞いてくださった方々からも、曲の読み込みの深さや表現力、声の美しさ、ハーモニーの豊かさを賞賛していただきました。全国大会推薦には一歩及びませんでしたが、すべて出し切ることがでた充実した本番で、本当に幸せな一日でした。支えてくださった皆さんに感謝いたします。

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