イベントレポート 2022.05.25

聖母マリアについて学ぶ

大阪信愛学院短期大学(大阪府大阪市城東区・鶴見区)では、「キリストの価値観に基づき、豊かな心を持った誠実敬虔でより良い社会の建設に寄与する人物を養成する」という建学の精神を浸透・実践することを目的に、「現代と女性」という授業が設けられています。

2022年度の「現代と女性」は「心豊かな人に」をテーマに、講演会、グループ活動、地域清掃などの奉仕活動などのプログラム、そして宗教行事として、クリスマスや成人式の集いが行われます。

今回の「現代と女性」では、聖母マリアについて学ぶために、映画「マリア」を鑑賞しました。

自然界の最も美しい季節5月を、カトリック教会は「聖母月」と定め、キリストの母、人類の母である聖母マリアをたたえ賛美しています。

大阪信愛学院中学校・高等学校では「聖母祭ミサ」を執り行いました。大阪信愛学院短期大学ではミサは執り行いませんが、毎年、聖母マリアについて理解を深める機会を設けています。

また今回の「現代と女性」では、「レーヌ・アンティエ奨学金」授与者の発表と授与式が行われました。授与者は2名でした。

学校法人大阪信愛女学院(本部:大阪府大阪市城東区古市)は、創立者の精神に基づく教育を豊かに実らせた成績優秀な短期大学の学生に対し、「レーヌ・アンティエ奨学金」として授与しています。

1年生時(子ども教育学科・看護学科)及び2年生時(看護学科)の1年間にわたる学業成績及び学生生活を総合的に評価し、奨学金規程に基づき、大阪信愛学院短期大学学長並びに教授会の推薦により学校法人大阪信愛女学院理事会(理事長 Sr.岩熊美奈子)において授与者が決定されました。

レーヌ・アンティエと大阪信愛学院短期大学について

レーヌ・アンティエは、大阪信愛学院の母体となる「ショファイユの幼きイエズス修道会」を1859年にフランスで創立しました。

長崎の大浦天主堂での「隠れキリシタンの発見」(信徒発見)の歴史的瞬間に立ち会れたベルナール・プティジャン司教の要請に応え、レ-ヌ・アンティエは1877年に大阪信愛学院の礎となる4名のフランス人シスターを日本に派遣しました。

4名のシスターにより1884年に「信愛女学校」が開設されました。これが大阪信愛学院の教育事業の始まりとなります。

「ショファイユの幼きイエズス修道会」創立100周年の1959年に、大阪信愛女子短期大学(現:大阪信愛学院短期大学)が開学しました。

短期大学において、子ども教育学科では、知・情・意の調和のとれた優秀な教育者を、看護学科では病者の命と人生を支える真の看護の心を持った看護師を送り出すことを目指しています。

※2022年4月の「大阪信愛学院大学」開学により大阪信愛学院短期大学の令和4年度の学生募集は停止となりました。

※開学した男女共学の「大阪信愛学院大学」では「現代と女性」は開講されていませんが、新たに設置された教育学部・看護学部では特色豊かな授業を展開しています。

イベントレポートTOPへ

短期大学ブログTOPへ

Pagetop

Copyright©2019 Osaka Shin-Ai Jogakuin All Rights Reserved.