イベントレポート 2021.10.31

「ジェンダー」について考える

大阪信愛学院短期大学(大阪市城東区・鶴見区)の特色ある授業のひとつ、「現代と女性」では、「キリストの価値観に基づき、豊かな心を持った誠実敬虔でより良い社会の建設に寄与する人物を養成する」という建学の精神を浸透・実践することを目的として、2021年度は「心豊かな人に」をテーマに実施されています。

大阪信愛学院本館・カリヨンタワー

「現代と女性」では、講演会や音楽会、グループ活動、地域清掃などの奉仕活動、教行事として、クリスマスや成人式などの行事が行われます。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、今年度は、対面授業とオンライン授業を組み合わせて実施しています。

大阪信愛学院短期大学 城東キャンパス

今回の「現代と女性」は、ビデオを視聴して課題を提出するオンライン授業となっています。

視聴するビデオは、2014年9月20日にニューヨークの国連本部で開催された「HeForShe」の特別イベントでの、俳優で UN Women(国連女性機関) 親善大使のエマ・ワトソンによるスピーチです。英語によるスピーチですが、日本語字幕が理解を助けます。

大阪信愛学院短期大学 鶴見キャンパス

「HeForShe」は「全てのジェンダーの人々がつながり、ともに責任を持ってジェンダー平等を推進するムーブメント」のことで、ビデオを視聴してジェンダー平等について考えるのが今回の課題となります。ジェンダー平等に向けての取り組みは、かつては女性だけによる女性のための取り組みとして認識されていました。しかし現在は、女性の問題というだけでなく、全人類が関わる人権の問題とされています。

大阪信愛学院聖堂

世の中にある様々な考えや価値観に触れて思考することが、ものごとをより広い観点で見ることの経験としてプラスになることを願っています。

※2022年4月開学の「大阪信愛学院大学」は男女共学となります。「現代と女性」は開講されませんが、新たに設置される教育学部・看護学部では特色豊かな授業を展開いたします。

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