七夕の昼下がり、学院ホールにおいて時ならぬ「卒業式」が行われました。
証書を手にされたのは、戦禍に揉まれ、昭和20年3月29日 等女學校を卒業された
方々です。例年行われる高等学校同窓会組織「愛友会」の総会において、卒業証書を
受け取れなかった方の存在が判明し、授与式開催の運びとなりました。
当日は25名の申し込み中、6名が参列されました。式後は茶話会を楽しみ和やかな
ひと時を過ごされました。




大阪信愛等女學校
第33期生
卒業證書授与式

(昭和20年卒業生)









卒業證書授与
縄田、子校長式辞 昭和20年の卒業生6名
卒業生代表挨拶 副校長松尾誠よりお祝いの花贈呈


大阪信愛等女學校
第33期生 卒業證書授与式 (昭和20年卒業生)


1944年(昭和19年)4月から、学徒動員として5年生を筆頭に4年生、3年生と続き、やがて年末には
2年生、1年生までがそれぞれ市内の軍需工場に通って、兵器・弾薬等の製造作業に従事した。
1945年(昭和20年)
「本土決戦」「一億玉砕」の合い言葉と共に時局は重大局面を迎える。3月14
日には大阪が初の空襲に見舞われ、6月には4回の大空襲を受け、7月24日の空襲では学徒動員中
の本校生徒2名の若い生命が散っていった。そしてこの年の8月15日、遂に戦争はわが国の敗戦に
よって週末を告げたのである。・・・・
 

 ( 「信愛百年」遥かなる光への道 1884〜1984 より)



感謝の花束贈呈 愛友会(同窓会)会長より記念品の贈呈 花束を手に喜びの卒業生方・・・
卒業證書を授与された後、和やかな雰囲気の中で皆さんと楽しいひと時を過ごされました





2011年7月7日:卒業証書を授与された山本ツヤ子(上杉)様より便り届く

   
    「卒業証書授与式」のお礼の最後に、次の歌が添えられていました。
          いくさ
       戦終え半世紀余の七夕に
          信と愛との星より巣立つ


                         山本ツヤ子(上杉) 83才