5月28日(土)
この日は、第2土曜の振替休日でしたが、「生命科学実験講座」の取り組みとして、京都大学大学院理学研究科地球惑星科学専攻の平田岳史教授にお越しいただき、『隕石の鑑定』実験をしていただきました。隕石は鉄とニッケルでできていることや、ニッケルが地球上の物質でないことから、ニッケルの検出でその石が宇宙から飛来した「隕石」であることがわかることを教えていただいたあと実験に入りました。午前中に隕石片を濃塩酸で分解し、午後からは溶解した資料から鉄を抽出除去するのですが、その作業は結構根気のいるもので、除去し切れなかった場合、アンモニア水で弱アルカリ性にしたとき濁りがあり不安になってきます。最後に、ジメチルグリオキシムアルコール溶液を加えてニッケルが存在すれば、赤い沈殿が生じる。赤く染まった薬剤でニッケルが確認できたとき、生徒たちの顔も喜びでパッと輝き、実験のおもしろさの醍醐味を味わったようでした。