子ども教育学科 2022.05.31

幼稚園教育実習の「責任実習」

大阪信愛学院短期大学子ども教育学科(大阪府大阪市城東区古市)では、全4週間の幼稚園教育実習を2期に分け、1年生で前半2週間、2年生で後半2週間の実習が行われます。

幼稚園教育実習では、実習生の習熟度に応じて、観察実習 (見学実習)・参加実習・部分実習・責任実習が行われます。

「観察実習 (見学実習)」では、子どもたちや幼稚園教諭、園の様子の見学・観察を行って幼稚園の流れを理解します。
「参加実習」では、補助的な立場で活動に参加します。

「部分実習」では、活動の一部分を実習生が中心となって進めることになります。
「責任実習」では、子どもの活動のメインとなる朝・帰り・昼食前の保育指導を実習生が担当し行います。

短期大学の実習協力園、大阪信愛学院幼稚園では、5月に2年生の幼稚園教育実習が行われ、実習の最終週には責任実習が行われました。

実習期間中に行われた大阪信愛学院幼稚園の「移動動物園(動物園村)」の様子

大阪信愛学院幼稚園の「移動動物園(動物園村)」については次のブログをご覧下さい。

大阪信愛学院幼稚園について

1888年(明治21年)に川口居留地(現在の大阪市西区川口付近)にて「信愛幼稚園」が開設されました。1908年(明治41年)に、「大阪信愛高等女学校」設立のため「信愛幼稚園」はいったん閉じられましたが、1944年(昭和9年)に現在の大阪市城東区古市にて「大阪信愛高等女学校付属幼稚園」として再開しました。

1951年(昭和26年)に組織変更により「大阪信愛女学院幼稚園」となり、2018年(平成30年)には「大阪信愛学院幼稚園」に名称変更をして現在にいたります。

短期大学との関係では、1956年(昭和31年)に開設された「大阪信愛女学院幼稚園教員養成所」および1959年(昭和34年)に開学の「大阪信愛女学院短期大学」(現在の大阪信愛学院短期大学)とは協力関係を築いてきました。

幼稚園では、カトリック精神に基づく「ショファイユの幼きイエズス修道会」の教育理念を大切に、園児の人格形成を目指しています。聖書のお話や朝夕のお祈りなどを通じて、神様に見守られ愛されていること、感謝する心や思いやり、いたわり励まし合うことの大切さを伝えています。 1975年頃より「モンテッソーリ教育」を導入し、子ども自身の「学ぼう」「成長しよう」という意欲をくみ取り、受けとめ、寄り添い、自由で自発的な活動を援助しています。

※2022年4月の「大阪信愛学院大学」開学により大阪信愛学院短期大学の令和4年度の学生募集は停止となりました。

※2022年(令和4年)4月に開学した「大阪信愛学院大学」の教育学部教育学科では、小学校教諭一種免許状・幼稚園教諭一種免許状・保育士資格が取得可能です。

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