イベントレポート 2022.06.29

現代と女性講座「いのちについて」

大阪信愛学院短期大学(大阪府大阪市城東区・鶴見区)の「現代と女性」は、「キリストの価値観に基づき、豊かな心を持った誠実敬虔でより良い社会の建設に寄与する人物を養成する」という建学の精神を浸透・実践することを目的として設けられている科目で、2022年度は「心豊かな人に」をテーマに実施されています。
 
今回の「現代と女性」では「いのち」についてをテーマに、オンラインで外部講師の先生をお招きして講座を開催しました。
 
講師の永原郁子先生は神戸市にてマナ助産院を開業され、自然出産や子育て支援を通して地域母子保健に携われています。

2000年に性教育グループ「いのち語り隊」を立ち上げ、幼稚園、小中高校、保護者や教職員に向けて講演を行っておられます。「性を語ることは、生きることを語ること」という信念のもと、「いのちと性」の大切さを年間約150か所で語られておられます。

その活動は注目を集め、TBSテレビ「情熱大陸」やサンテレビ「ライフ・ライン」でも取り上げられました。

「ティーンズのための命のことがわかる本」(いのちのことば社)など、執筆活動にも精力的に取り組まれています。

また、育てられないと悩む女性が24時間訪れることができる「小さないのちのドア」を2018年9月よりスタートされています。

現在も、神戸大学大学院保健学研究科臨床、神戸市立看護大学臨床教授をはじめとし、助産師の育成にも尽力されています。

会場となった学院ホールのスクリーンに講師の先生が映し出され、子ども教育学科と看護学科の2年生たちがお話に耳を傾けました。

「あなたのいのちが輝くために」をテーマに、「すべての女性とベビーの幸せのために、世界平和のために」をモットーとする先生の活動やお考えが、統計資料などのエビデンスと共に紹介されました。

お話しの中で時折に聖書の言葉が引用され、「いのち」の意味・大切さが語られました。

貴重なお話しを聴くことができました。ありがとうございました。
 
今回の講演を聴いた学生たちは、オンラインでレポートを提出することになっています。

※2022年4月に開学した男女共学の「大阪信愛学院大学」では「現代と女性」は開講されていませんが、新たに設置された教育学部・看護学部では特色豊かな授業を展開しています。
 
※「大阪信愛学院大学」については次のサイトをご覧下さい。

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