イベントレポート 2022.10.22

「芸術鑑賞」が行われました

大阪信愛学院短期大学(大阪市城東区・鶴見区)には、「現代と女性」という授業があります。

「現代と女性」は「キリストの価値観に基づき、豊かな心を持った誠実敬虔でより良い社会の建設に寄与する人物を養成する」という建学の精神を浸透・実践することを目的として設けられてる科目で、2022年度は「心豊かな人に」をテーマに実施されています。

「現代と女性」では、講演会や音楽会、グループ活動、地域清掃などの奉仕活動などのプログラム、そしてクリスマスや成人式などの時期にはミサが行われます。内容により、子ども教育学科と看護学科の合同、または各学科で行われます。

2022年度後期の「現代と女性」第2回目の授業では、学外から演奏者をお招きして学院講堂で「芸術鑑賞」が行われました。新型コロナウイルス感染拡大の影響により、両学科が合同で「芸術鑑賞」をするのは久しぶりのことでした。

今回のプログラムは次の通りでした。

曲目
・ヘンデル: 歌劇「セルセ」より オンブラマイフ
・シューベルト: アヴェ・マリア
・シューベルト: 4つの即興曲 作品142より 第3番・第4番
・ブラームス: ハンガリー舞曲 第7番・第5番
・ビゼー: 歌劇「カルメン」より ハバネラ
・木村弓: いつも何度でも
・新井満: 千の風になって
・久石譲: Stand Alone

演奏者のプロフィール

杉林貴子(アルト)
大阪信愛女学院短期大学初等教育学科卒業。ハンブルク音楽院マスタークラス修了。声楽を永島陽子、クヌート・ショホ、藤原治道、KS(宮廷歌手)オリヴェイラ・ミリャコビッチ、KSビルギット・シュタインベルガー各氏に師事。
ベートーヴェン『第九』、モーツァルト『戴冠ミサ』、メンデルスゾーン『パウルス』など主に宗教曲のアルトソロを務めるほか、後進の指導にも力をいれている。現在、女声アンサンブルアトリエのボイストレーナー。

杉林岳 (ピアノ)
桐朋学園大学音楽学部学士課程ピアノ科修了後、渡欧。ウィーン市立音楽芸術大学リート・オラトリオコレペティション科修士課程並びに器楽コレペティション科修士課程、室内楽大学教育課程を首席で卒業。国内外のコンクールで多数受賞。
セレーノ・ミュージックエンタープライズより2つのアルバム『Lyric』『Livein Osaka』をリリース。2021年に拠点をウィーンから大阪へ移し、杉林貴子とともにエーデルベルク音楽教室を設立。ピアノ講師・コレペティトールとして後進の指導にあたる傍ら、ソリスト・室内楽奏者・声楽伴奏者として西日本を中心に活動している。

さらに、短期大学専任教員の東前克枝がピアノ連弾で参加しました。

大阪信愛女学院短期大学(2018年に大阪信愛学院短期大学に改称)卒業生の杉林貴子様からは、昔の短期大学と学院の様子を伺うことができました。

今回の「芸術鑑賞」をきっかけにさらに多くの芸術作品に触れて、美しいものを心から楽しむ情緒豊かな人間性がさらに育くまれることを願っております。

※新型コロナウイルス感染拡大のためオンラインで行われた2021年度の現代と女性「芸術鑑賞」は次のブログでご覧頂けます。

「青野原オーストリア2019プロジェクト」のために結成されたユニット、青野原合奏団【ensemble Viello(アンサンブル ヴィエッロ)】による、兵庫県加西市鶉野(うずらの)の巨大防空壕での演奏をオンラインで鑑賞しました。

※2022年4月開学の「大阪信愛学院大学」は男女共学で、「現代と女性」は開講されませんが、新たに設置された教育学部・看護学部でも特色豊かな授業が展開されています。

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