大阪信愛学院短期大学看護学科（大阪府大阪市鶴見区）の看護研究発表会が、11月24日（木）・25日（金）の2日間にわたり開催されました。今年度も新型コロナウイルス感染拡大防止のため、グループ単位を基本に実施されました。

1年間にわたる研究の成果を全員が発表し、発表後活発な質疑応答がなされました。研究内容は看護に関わるあらゆる分野を含み多岐にわたっていました。座長等も学生が行いました。参加者は、事前に出版された抄録集で内容を知ることができて、関心のある発表を聞くことができました。各グループ最後に指導教員が講評を行いました。

短期大学では最終学年はほぼ1年間にわたる領域実習があり、研究に十分な時間を充てることがむつかしくなっています。しかし、限られた時間であっても本格的な研究を行うことで、研究のテーマの決め方や進め方、まとめ方、発表の仕方や論文の書き方などを学ぶことができます。卒業後に研究を行う場合やよりよい看護をおこなう上でも役立つものであり、貴重な経験になったと思われます。

なお、研究発表の翌週から最後の実習である総合実習を2週間行い、その後、国家試験へ向けての対策学習を集中的に行う予定です。
 
※2022年4月の「大阪信愛学院大学」開学により大阪信愛学院短期大学の学生募集は停止となりました。