イベントリポート 2024.02.27

看護実習生の誓い

2024年1月25日、翌週から実習に臨む看護学部2年生のために第1回「看護実習生の誓い」セレモニーが聖堂で行われました。本セレモニーは、建学の精神「キリストに信頼し、愛の実践に生きる」に則り、高い倫理観と責任感をもってヒューマンケアを実践できる看護職となることを目標に、新たな決意を覚えるひとときを持つことを目的としています。

今回の「看護実習生の誓い」は、司式 ヌノ・リマ神父様(カトリック玉造教会主任司祭)により執り行われました。穏やかなオルガン演奏の響き渡るなかでの開式後、聖歌「ガラリアの風かおる丘で」の斉唱に始まり、神父様による聖書朗読(ルカによる福音書10章)ののち、メッセージを頂き、手の祝福を学生一人ひとりにいただきました。その後は、キャンドルに点灯し、代表学生と共に全員で、マザーテレサの祈り※を唱えました。その後、2年生代表より誓いのことばが発表され、学部長より実習に向かう学生へのメッセージが送られました。最後は、全員で聖歌「いつくしみふかき」が斉唱されて穏やかに終式となりました。

初めての臨地実習で自らの手を使って、対象者のケアにあたる学生にとって、不安と緊張もありましたが、良き祝福を得て、学生それぞれが実習(実践)の場に臨む心構えが持てる時間となりました。

※マザーテレサの祈り

 主よ、今日一日、貧しい人や病んでいる人を助けるために私の手をお望みでしたら、今日、私のこの手をお使いください。

 主よ、今日一日、友を求める人々を訪れるために私の足をお望みでしたら、今日、私のこの足をお使いください。

 主よ、今日一日、優しい言葉に飢えている人々と語り合うために私の声をお望みでしたら、今日、私のこの声をお使いください。

 主よ、今日一日、人は人であるという理由だけで、どんな人でも愛するために、私の心をお望みでしたら、今日、私のこの心をお使いください。

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