教育学部 2025.07.28

【授業紹介】保育実習事前指導Ⅱ

 「保育実習指導Ⅱ」の授業紹介します。

 9月の保育実習に向けて、保育現場で活躍される幼稚園教諭のゲストスピーカーをお招きして講演をして頂きました。

 保育実習で使える手遊びをゲストスピーカーの先生と学生が共に身体を動かしながら学びました。また、受講者の学生がこれまでの実習で悩んでいた設定保育の導入や活動の終わり方についてご紹介して頂きました。

 学生一人一人に「目指す保育者像」について考えて頂き、ゲストの先生から、ご自身のこれまでの現場の経験に基づいて、求められる保育者の在り方について語って頂きました。

 本学では、本講義のように、実習事前指導の中で、保育現場で活躍されている保育者の先生をゲスト講師としてお招きして、実際に身体を動かしながら手遊びやリズム遊びの幅を広げたり、実習に向けて受講者の学生が感じている具体的な不安を解消したりして、現場の声を伝えて保育現場に即した授業展開を重視しており、自信を持って実習に行けるような工夫を試みています。

【受講者の感想】
・今回の授業で特に印象に残ったのは、先生が何度も仰っていた「満足感や達成感を感じる」ということである。言葉でいうのは簡単だが、今回細かくどうすれば子どもが満足感や達成感を感じられるのかを教えて頂いたことで、保育実習や後に保育現場で働いた際の活動に活かすことができると感じた。

・運動・リズム遊び、製作遊び、手遊び・絵本いずれにおいても、それぞれの特性に応じたまとめ方を工夫して行い、すべての活動を次の活動へと繋がる言葉かけが幼児の活動のまとめに不可欠であると感じた。

・私は実習中、部分保育で子どもたちにどういう風に声を掛けたら楽しく活動を始めることができるのか、どう活動を進めていくのが子どもたちにとってしんどくならないのか考えていたのですが、不安に思っていたことをすべて教えていただき、また具体的に実践していただきとても学びになりました。

・乳児と幼児では言葉の発達段階も異なるため、それぞれの発達に応じた対応が必要であり、保育者の関わり方が子どもの心に大きく影響を与えることを理解しました。

・おむつ替えや子どもとのコミュニケーションなど、乳児クラスに入ることに少し不安もあるが、その分、事前にしっかり調べたり学んだりして実習に臨もうという気持ちが、今回の学びを通してより強くなった。

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