2023年6月23日（土）に「第43回 しんあいコンサート－音楽の祭日 in 城東区2023」を開催しました。
今回から、一人でも多くの方に音楽を楽しんでいただこうと、コンサートの名称も「チャペルコンサート」から「しんあいコンサート」に改めました。
今回は、本学所蔵のチェンバロを地域の皆さまにもお披露目するという意味も込め、チェンバリストの三島郁さんをお迎えしました。
当日は、203名の参加者がありました。

第一部は、三島郁さんによるチェンバロについての解説と演奏、そして楠本未来さん、吉田昌樹さんによる歌唱を
お聴きいただきました。チェンバロは、ルネサンス音楽やバロック音楽で広く使われていた楽器で、
チェンバロ独特の響きによって、会場が一気にバロックの雰囲気になったようでした。

第二部は、小齊由美さんのピアノ演奏から始まりました。チェンバロとピアノという発音構造の異なる２つの鍵盤楽器を
同じコンサートで聴くことができ、その音色を聴き比べる機会にもなりました。

そして、楠本未来さん、吉田昌樹さんの歌唱へと続きました。プログラム最後には、
お二人による「パパパの二重唱」（W.A.モーツァルト　オペラ『魔笛』より）が演奏され、
会場全体を使った演出によって、華やかで楽しい雰囲気が生まれました。

来場の皆さまの温かな拍手に導かれ、最後にアンコールとして「私を泣かせてください」（G.F.ヘンデル）が演奏され、
コンサートは幕を閉じました。

 
次回の「しんあいコンサート」は１年後の予定です。