大阪信愛学院短期大学看護学科（大阪府大阪市鶴見区）の看護研究発表会が、2023年11月22日（水）・24日（金）の2日間にわたり開催されました。

看護研究は卒業研究に相当します。その1年間にわたる研究の成果を全員が発表して、発表後には活発な質疑応答がなされました。研究内容は看護に関わるあらゆる分野にわたり、多様な内容を含みいずれも興味関心のもてるものでした。

進行にかかわる座長などの役割もすべて学生が行いました。参加者は事前に出版された抄録集で内容を知ることができますので、関心のある発表を聞くことができました。各グループの発表の最後に指導教員が講評を行いました。

短期大学では最終学年はほぼ1年間にわたる領域実習があり、研究は限られた時間の中で行う必要があります。しかし、本格的な研究を行う経験は、よりよい看護をおこなう上で役立つものであり、卒業後に研究を行う場合においても貴重な経験になったと思われます。
なお、発表会での質疑応答と指導教員による講評などを踏まえて論文を完成することで、看護研究は終了となります。

鶴見キャンパスのフローレンス・ナイティンゲール像（大阪府大阪市鶴見区）

大阪信愛学院短期大学は大阪信愛学院大学の設置に伴い、今年度（2023年度）末で閉学することになっています。